求職活動中のタイムマネジメント【後編】
複数の仕事に応募したところ、突然5社から面接の連絡を受けました。前編で記載されていたコツは心に留めていますが、スケジュール上すべての面接に対応することが難しい状態です。ここでの議題は、”すべての企業の面接を受けるべきか?もしくは一社に絞るべきか、どの企業の面接を受けるべきなのか?優先順位をどのように決めたらよいのか?”ということです。それに対する回答は、あなたのキャリアでの優先順位と目標をリストアップし、(特定の”職務内容”ではなく)企業がそれに合致するかどうかを尋ねることです。以下の公式をあてはめることで、リストから一部の企業を除外することができます。
もし50%以上関心がある場合には、面接に行きましょう。
99%の確率で仕事を受けないと決めている場合、優先順位のリストからはずし後日にとっておきましょう。
あなたが積極的に求職活動をしていない場合でも、具体的な求職の機会があるのなら,その企業の理解を深めるためにも数社と面接を受けることに価値があります。結局のところ比較対象がなければ、あなたのオファーを比較しようがないと思いませんか?職務内容は一般的に価値がないので、それを元に決断をしないでください。-本当の意味で理解するためには、実際その企業で働く人々と会い、直接話をすることが必要です。私たちは、必ずしも事実でない企業の”イメージ”を噂などに基づき持つ傾向にありますが、自分で直接人事担当者と会うまでは”現実”にはならないのです。一般的に、消費者としてその企業の製品やビジネスに持っている認識(B2BやB2C)は、実際のその企業での雇用がどのようなものかとは全く異なっています。複数のオプションを検討する他の利点は、給与や諸手当を交渉する手段が増えることです。 「X社は私にこれを提示してくれたので少なくともそれと同等またはそれ以上のものを得たいと考えています」。面接に行くからといって何かにコミットするわけではないことを覚えておいてください。その後正式に合意し、はいかいいえを回答することになるのです。私たちは良いニュースに喜びすぎる傾向にあります。- 面接のリクエストを受けることは嬉しことです。しかし残念ながら最初のステップを通過することの保証がないどころか、多くのステップを経ても彼らが探している人材であるとすら保証されているわけではないのです。常に前向きに、そしてあなたの目の前にあるもの、すなわち次の面接のための準備をしましょう。ここで覚えるべきことは、質の高い求職の準備のためには時間を犠牲にすることなく、機会を最大限活用するために多くの企業に会っておくということです。これにより、ここぞという機会に巡り会った時に集中して時間を使うことができます。そこから前編でのコツを使用してさらに優先順位を付け、効率を最大化することができます。頑張ってください。楽しい求職活動を。時間管理についてシェアしたいことや質問がある場合には、ぜひお気軽にご連絡ください。