SHIFTで実現させるエンジニアにとっての働きやすい環境とは

 
 

"クライアントワークは慌ただしい"

"エンジニア=長時間労働 "と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなネガティブなイメージがもたれているコンサルやエンジニアの労働環境をSHIFTはいかに働きやすい環境に変えているかについて解説します。

SHIFTでは、業界平均の月間残業時間が13時間(※1)であるのに対し、5.48時間(※2)と業界平均の半分以下を実現。SHIFTのビジネスモデルとクライアントとの関係構築が、残業時間の少なさにつながっています。

本記事では、SHIFTのビジネスモデルがどのように、エンジニアの働きやすい環境を実現しているのか、働きやすい環境づくりに積極的に貢献しているのかについて、SHIFTの平野さん(品質サービス統括部 - PM)と伊藤さん(品質サービス統括部 - テスト実行者)に聞きました。

※1 エンジニアの月平均残業時間(業界平均)、賃金構造基本統計調査より引用

※2 2022年8月期実績

 

働きやすい環境づくり

クライアントとの密接な関係維持

明るく働きやすい職場環境の鍵のひとつは、お客様との密接な関係を維持することです。それができるのは、後述するSHIFTのビジネスモデルと社員の努力の賜物です。

クライアントと密接な関係を持つことの最大の効果は、クライアントとの交渉がしやすくなることです。SHIFTの事業の8割を占めるプライム案件は、事業会社から直接受注することで、高単価の案件に参画でき、最適な品質を確保できます。

一方、「クライアントと直接やり取りができる」というと、こまめな要望や細かな調整を求められることが多く、残業が発生するのではと心配されることも多いかもしれません。

しかし、SHIFTの場合はそうではない。

 

密接な人間関係が柔軟性を生む

平野さんは小売業のクライアントで、RPA(業務を自動化するIT技術)を活用した業務改善プロジェクトを担当するプロジェクトマネージャー(PM)です。各部署からヒアリングを行い、RPA化する業務を選定し、要件定義からRPA化後の導入・保守までを担当しています。

お客様との距離が近いので、コミュニケーションが取りやすい環境になっています。そのため、案件の増加による残業を最小限に抑えるために、スケジュールの修正や人員増加の承認を顧客と交渉することができ、承諾得やすくなります。

 

SHIFTは単なる品質管理会社ではない

また、SHIFTの強みは品質保証であるため、テスト会社と思われがちですが、実は上流工程から下流工程まで多くのプロジェクトに携わっています。本当の意味での品質向上には、システムの土台を作る上流工程からのスタートが必要です。その結果、プロジェクト全体を俯瞰することで、お客様との距離感や信頼感が増し、ワークフローやプロジェクトのスピードをコントロールすることができるのです。

 

効果的なコミュニケーションのヒント

プロジェクトの発展とクライアントとの関係構築は、PMのマネジメント・スキルに大きく依存します。しかし、これらのスキルは一朝一夕に身につくものでは決してありません。

平野さんは、PMには「ハード・スキル」と「ソフト・スキル」の両方が必要であるとし、日々その向上に努めていると教えてくれました。

特に、効果的なコミュニケーションのための3つのポイントを挙げてくれました。

 

1. 関係図の作成

プロジェクトを開始する際、関係者全員の関係図を作成することで、プロジェクトを進めやすくなります。

チーム構成、クライアント先でのPM、誰と誰が一緒に仕事をしているか、誰と誰が関係しているか。そうすることで、誰に連絡すべきかがわかりやすくなり、コミュニケーション上のトラブルを最小限に抑えることができます。

 

2. 待たずにコンタクトを取る

もうひとつのポイントは、自分からコンタクトを取ることです。

自分から連絡を取ることで、会話の主導権を握ることができ、提案の詳細やクライアントのスケジュール、納期をコントロールすることができます。先にクライアントと納期について合意しておくことで、納期に関する緊急事態が発生した際にも、人員の追加やスケジュールの調整がしやすくなります。

 

3. 毎週チャットをする

三つ目は、少なくとも週に一度は顧客と雑談をすることです。顧客と良好な関係を築いておくことで、不測の事態が発生した場合でも、プロジェクトがスムーズに進む傾向があります。

また、一見何気ない会話が次のビジネスチャンスに繋げれたり、問題解決の糸口になったりすることもあります。

また、地位の高い人は本音と建前を使い分ける傾向があります。そのような立場の人たちから信頼を得たり、日々の雑談を通じて人柄を知ることで、「ただの」PMではなく「パートナー」として振る舞うこともできるのです。

 

SHIFTのビジネスモデル

残業を最小限に抑えるビジネスモデル

これまで、効果的なコミュニケーションのコツや、クライアントとの密接な関係を維持することが良い職場環境を作る上で重要であることを述べてきました。SHIFTでは、それを可能にするビジネスモデルを構築しています。

DX市場は拡大し、SIer(システムインテグレーター)のニーズは高まっています。しかし、古典的なSIのビジネスモデルのままでは、下請けが何重にも重なり、クライアントとの直接的な関係がないため、融通が利かず、低単価や残業が発生します。

 

往来のSIビジネスモデルとSHIFTのビジネスモデル

SHIFTはこれを避けようと、下請けのマイナス面を排除したビジネスモデルを採用している。先にも述べたように、当社のプロジェクトの8割はクライアント直案件であり、これはクライアントと直接コミュニケーションをとることを意味する。これが、クライアントとの緊密な関係を維持する鍵であり、関係者全員にとって柔軟で良好な職場環境へとつながっているのです!

 

プロジェクトの一元管理によるフラストレーションの軽減

エンジニアにとって、さまざまなプロジェクトを経験できることは、スキルアップのチャンスでもあり、プロジェクトをこなすたびに、自分の好きなこと、得意なこと、続けていきたい分野が見えてくる場合もあります。SHIFTでは、さまざまなプロジェクトに携わるため、プロジェクトにアサインされる期間が短いこともあります。

大手コンビニエンスストアのプロジェクトでテスト実施を担当している伊藤は、担当するプロジェクトのスパンは比較的早く変わりとのことです。しかし、オープンな進捗表を見れば各メンバーの役割がわかるのでプロジェクトにアサインされたばかりでも、プロジェクトの方向性や求められていることがわかります。

プロジェクトが一元管理されているということは、どの段階でプロジェクトに参加しても、プロジェクト全体の方向性や自分に求められていることがすぐにわかるということです。

たとえば、時間がなくてエンジニアが足りないときでも、誰が参加してもスムーズに必要な仕事に取りかかることができ、問題なく人を増やすことができます。また、エンジニアの多くはリモートワークなので、在宅勤務でも問題が発生しないのも助かるとのことです!

 

変化の受け入れ

現在、伊藤は自宅で仕事をしている。社内外のコミュニケーションがオンライン化されるにつれ、働く人のマインドや姿勢が重要になります。

そこで伊藤は3つのマインドセットを掲げている。

  • 現状を変えるために、声を上げ、行動する

  • 毎日社内で話せる人を増やす

  • 人生の目標を達成するために努力する

伊藤が大切にしているのは、"現状を変えたければ、声を上げ、行動を起こすこと "だといいます。

入社3年目の彼女は、変化なくして成長はあり得ないと考えている。そのため、この半年間に4回行われた評価面談では、自分が将来どうなりたいか、どう変わりたいかを上司に伝えるのが重要だそうです。

SHIFTでは、会社の価値観に自分を合わせながら、成長のマイルストーンを設定する文化があります。メンバー一人ひとりが自分の理想とする未来に向かって前進するための機会を提供しています。

これはある意味、プロジェクトの進捗管理に似ている。プロジェクト全体を俯瞰し、どのタイミングで何をすべきかを明確にして目標達成を目指します。時には周囲とコミュニケーションをとり、時には立ち止まって方向性を考えるのも需要です。それが理想の未来への近道だと私たちは信じています。

 

特定の人材に頼らず、残業時間を減らす

"残業時間が少ないのは、一人ひとりのスキルに依存しているからではないか?"という疑問があるかもしれません。残業が少ない職場は、時に特定の人材に依存し、その業務量が膨大であることが原因となることもあります。

SHIFTは、立場や役職に関係なく、すべての社員が健康的な労働時間や労働環境について意識を高めることが重要だと考えている。従業員には入社時に法第36条と労働協約についてのレクチャーを行い、法律上の権利やなぜこのような規制があるのかを理解してもらっている。また、社内システムにより、累積労働時間や時間外労働時間を確認し、健康的に働いているかどうかを見直すことができます。

さらに、管理職は従業員の残業時間を毎週チェックし、過重労働がないことを確認することができます。このような時間外労働の少ない労働環境を実現できるのは、当社のビジネスモデル、ワークモデルがあるからです。

 

よくある質問

Q1:さまざまなタイプの顧客と関係を築くコツはありますか?

平野は、どのような顧客とも関係を築くことは不可欠だが、それはどれだけ結果を出してくれるかに基づいていることを忘れてはならないと言う。クライアントが "またこの会社と仕事をしたい "と思うためには、常にそれ以上のことをするように心がけなければならない。ただし、何をもって "それ以上 "とするかはクライアントによって異なります。

平野が担当する小売業のクライアントの場合、どのような形であれ、関係を築くためには、すべての仕事を100%で行うことが基本だといいます。クライアントがまた一緒に仕事をしたいと思うためには、120%の力でプロジェクトを遂行することが重要だという。基本的には、それ以上のことをする。そうすることで、クライアントは自分たちが苦労している点を率直に話し、把握しやすくなるとのことです。

また、明るみに出ていない他の問題も早めに明らかになる可能性が高くなり、チームとしてその問題に取り組み、解決することもできます。

逆に、完全に結果重視で、雑談をコストと考える顧客もいる。このようなタイプの顧客に対しては、依頼された仕事に何か付加価値をつけられるかどうかを検討しましょう。

SHIFTへの入社の決め手は何でしたか?

平野と伊藤がSHIFTに入社を決めた理由は、「いろいろな職場を経験できること」だという。SHIFTに入社することで、より多くの経験を積むことができ、なおかつ自分自身の成長にもつながると考えたからです。

SHIFTにご興味がある方はぜひ、弊社までご連絡くださいませ!

現在、採用中のポジションについて案内させてもらいます。


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