趣味にかける時間を作ろう(良いことがたくさんあるはず!)

 
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あなたの趣味や、興味のあることは何ですか?仕事以外の時間をどのように過ごしたいですか?

これまで長い間、何百もの面接を行ってきて、私はこの質問があまり好きではありませんでした - 私が無関心だからではありません、ただ、まるで原稿をそのまま読み上げたような回答ばかりでうんざりしていたのです。

Googleで「面接で趣味について問われた時にどう回答するべきか」を検索するとその結果は500万件以上に上ります。一般的にアドバイスはどれも似たようなものです:趣味があると答え、それを会社や役職につなげて、チームスポーツやボランティア活動を強調するべきです。勿論そういったことも素晴らしいのですが、私は、あなたが適切であると考えた答えよりも、あなた自身が心から好きなものは何なのか、ということにもっとずっと興味があります。

数年前、私は実際に、趣味を持つと仕事ができるようになる、という説についてのエビデンスを求めてGoogleで検索してみました。するとどうやら、本当にそうらしいのです。このトピックについては多くの研究がなされており、これらに注目したことで、私の考えは大きく変わりました。職務スキルよりむしろ私が見たいのは、面接中にこの話題になったとき、熱く語るその人の表情の変化なのです。

この質問に対する答えで最も印象的だったものの共通点は、誠実であったこと、に尽きるでしょう。自分が魅力を感じている関心事を人に伝えることは、その人が新しい情報を学んだり技術を訓練したりしようとする時、本質的にやる気があるかどうかを示す大きな指標となります。彼らがその趣味を楽しむ理由や、始めたきっかけを聞くのも、たとえそれがつい最近始めたものでも、人生をかけて追い求めているものでも、とても興味深いものです。

もちろん、面接で素晴らしい回答ができる、などということに止まらずさらに多くの利点があります。ここに、趣味があなたの健康、そして仕事でのパフォーマンスの両方に大きく作用する4つの例を挙げましょう:

 
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自らを信じる

自己効力感とは、自分には困難に立ち向かい、タスクを完了させる能力があるのだと信じることです- これは自信、逆境力や成長思考とも関連づけられます。人が自分のプロフェッショナルな仕事とは異なる活動に真剣に取り組むと、自己効力感の向上にも非常に有効であるという研究結果があります。つまり、もしあなたが会計士でありながら小さな庭で生き生きと育つ野菜を育てているとすると、庭で何か問題を解決した時には、仕事上の問題も解決できるはずだという自信を深めることにもなるのです。

 
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ストレス緩和

ストレス- そして体力の管理という観点は、趣味について語る時にはよく話題になりますが、多くの人はこれらの活動をリラックスや充電のためだと言います。このことはある研究でも立証されていて、レジャー活動に参加した被験者は、活動後、より前向きな気持ちになり、ストレスもより少なかったという結果が出ています。また別の研究では、被験者は創作的な活動に参加した後、活気が増し、アダム・グラントがこの記事でいうところの「健康のピーク」状態にありました。さらに、ジョギングでも絵を描くことでも、とにかく趣味を楽しんだ後に、睡眠や集中力の改善、そして全身の健康といったストレスの緩和による相乗効果も含めることで、ますます良い効果が増していきます。

 
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よりクリエイティブな問題解決

サンフランシスコ州立大学の研究によれば、「仕事以外の場所でクリエイティブな探求をすることは、クリエイティブな問題解決法や、仕事中に他の人を助けるといった要素にも直接的な影響を与える可能性がある」ことが分かっています。人類史上でも、芸術的な趣味を持つ偉大な思想家は多く、例えばアルバート・アインシュタインは相対性理論の構想の合間にピアノを弾いて休息していたと言われています。

 
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探求する機会

仕事以外の場でのアクティビティは、ネットワークを広げ、人と知り合う絶好の機会となります;またより大きな責任の中で自らを試す機会にもなるのです。例えば、NPOの一員として、イベント運営のボランティアとして携わったり、役員に立候補することも考えられます。そしてあなたがさらに学ぶ機会を探しているのなら、本やオンラインコースを選択することで、業務上の学びをさらに補足することもできます。自らの専門性をもっと深めることも、まったく新しい分野についての知識を広げることもできるのです。

 

多くの利点がありますが、仕事以外の場所にも興味があるということは、つまり人生の中で習得したり学んだりする源が仕事だけではない、ということです。仕事での成功も重要かもしれませんが、それはあなたという人間のほんの一部に過ぎません。ですから、趣味にかける時間を作って、興味のあることに費やしましょう。そして最後に、今度誰かに余暇にしたいことは何かを訊ねられたら、最高に素晴らしい回答ができることでしょう。


 
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Kristine Ayuzawa
Manager, Talent & Organization Development

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